みなさん、こんにちはこんばんは。
M氏こと「さんちゃん」と申します。
さて今回はドル円のこれからのポイントを見て行きたいと思います。今回はテクニカルだけではなくファンダメンタルズも同時にみていこうかと思います。そして僕のチャートの画像はTradingView様のチャートをスクリーンショットしたものです。すごく使い勝手もよくデザインが綺麗なのでおすすめでございます。では現在のドル円の相場観に入って行きましょう。
まずはテクニカル分析から
ドル円日足
現在上昇チャネルと下降チャネルに挟まれており、そこで三角持ち合いを作っている形です。僕はこの持ち合いを実体で抜けていった方にテクニカル的にはついて行きたいですね。
現状上昇チャネル(緑)意識されていますが上にMAもあるのでこれが天井や蓋になるようなら上昇は少し黄色信号でしょうか。
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ドル円4時間足
4時間も大きく日足とは変わりませんね。まず上昇チャネルを意識していること。その下に中期MAが回り込みサポートになっている形です。ただ長期MA(赤)が天井とな上昇のレジスタンスとなっている形なのでここを抜けたならPOからの上昇シグナル点灯と言った形でしょうか。
ドル円1時間足
1時間は方向感がない展開。
本日一度107.50付近をつけてからの急落。ただチャネル付近で厚い買いが入っている感じ。このあと中期MAを実体抜けしていけるのかに注目です。
というのがテクニカル的見解。
ではここにファンダメンタルズを掛け合わせていくとどうなって行きやすいのか。このあたりもお話しておきましょう。
ファンダメンタルズ的視点
現在注目されているイベント
米中次官級貿易協議
これが行われるのが今週の10日と11日です。
では今のところどうなっていきやすいのか?
これをトランプ氏などのツイートから考察してみます。
以下要人ツイートまとめ。
と上2つはポジティブな内容として捉えて問題ないと思います。
ただ段々と雲行きが怪しくなってきます。
ここで黄色信号ですね。「妥協するつもりはないよ」ってことです
中国企業2社をブラックリスト企業に
この報道で中国は1日滞在期間を短縮するなどと発言。
当然「リスクオフ」なので円高です
中国株の取得を制限
これはホワイトハウスが直々に発言したもので
政府機関ファンドの中国株式の取得を制限します
と言ったもの。
そして閣僚級会議はいつなのか?
2019年10月10日。つまり明日です。
M氏的視点
ここからは僕の妄想です。
おそらく現在の出されたカードを俯瞰的に見ていくと「うまく行かない確率は高い」と思います。
となるとファンダ目線ではリスクオフなので
「ドル安円高になる」のではないかなーと思っています。
ドル安円高の理由
リスクオフだから円高だ!!
と言い切ってしまってもいいのですがエヴィデンスがないと信じ難いのかなと。これは今年米中貿易戦争が再熱した後のチャートです。パウエル議長の発言で新高値の112.415をつけ、同じ週の週末にトランプ氏が発言。
112.415→104.453までゆっくりと下落
約8円分の下落となりました。
米中関係の現状
現在米中関係は交渉期間。
いわゆる一時休戦状態でした。
ただ今回の一件で再戦の可能性もぬぐいきれなくなったので、リスクオフ的視点に切り替えます。となるとテクニカル的にはどうなりやすいのか?
テクニカル的考察
持ち合い下抜け×下降チャネルの意識
おそらく今後は画像内の赤矢印のような一直線な下落がチャネル下限まであってもおかしくはないのかなー?と思います。現在の買いはテクニカル的理由が大きいです。なのでここにファンダメンタルズをはめ込むと「円高ドル安」の可能性もぬぐいきれませんよ?と言った視点を持って置くことは大切だと思います。
本日ドル円のまとめ
今回はテクニカル、ファンダメンタルズの両面でチャートを見てきたわけですが、米中関係の現在にしか触れられなかったのが悔しいので今後米中関係のフローをまとめた記事も書きたいと思いますのでしばしお待ちください。では本日のまとめです。
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